出版物
スラブ・ユーラシア叢書- 1. 国境・誰がこの線を引いたのか-日本とユーラシア
- 2. 創像都市ペテルブルグ:歴史、科学、文化
- 3. 石油・ガスとロシア経済
- 4. 近代東北アジアの誕生―跨境史への試み
- 5. 多様性と可能性のコーカサス-民族紛争を超えて
- 6. 日本の中央アジア外交-試される地域戦略
- 7. ペルシア語が結んだ世界-もうひとつのユーラシア史
- 8. 日本の国境・いかにこの「呪縛」を解くか
- 9. ポスト社会主義期の政治と経済-旧ソ連・中東欧の比較
- 10. 日露戦争とサハリン島
- 11. 環オホーツク海地域の環境と経済
- 12. 北西ユーラシアの歴史空間
- 13. 紅い戦争のメモリースケープ
- 14. 北極の人間と社会
――持続的発展の可能性 - 15. 北東アジアの地政治
―米中日ロのパワーゲームを超えて - 16. 日本帝国の膨張と縮小
―シベリア出兵とサハリン・樺太
[スラブ・ユーラシア叢書 9]
ポスト社会主義期の政治と経済-旧ソ連・中東欧の比較
編著: 仙石学・林忠行 2011 年 3月 北海道大学出版会 (出版社のページへ) ISBN 978-4-8329-6740-3 定価3800円 |
目 次
序章 |
仙石学・林忠行 |
体制転換を理解する-政治比較の視点から- |
1 |
第1部 |
制度構築・再編の比較分析 |
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第1章 |
平田武 |
「歴史の遺産」とその影響-旧東欧諸国における政治発展と制度選択・デモクラシー- |
19 |
第2章 |
林忠行 |
ポスト共産期の東中欧諸国の地方制度改革-広域自治体設置問題をめぐって- |
49 |
第3章 |
大串敦 |
ソ連共産党中央委員会からロシア大統領府へ-ロシアにおける半大統領制の発展- |
79 |
第2部 |
政党システム形成の比較分析 |
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第4章 |
中田瑞穂 |
政党戦略と政党間競合-東中欧政党システムにおける二極競合化?- |
109 |
第5章 |
久保慶一 |
旧ユーゴスラビア諸国の政党システム-専門家サーベイの結果に基づく政党の「政策位置」の測定- |
145 |
第6章 |
溝口修平 |
政党システムの分岐点-ロシア、ウクライナにおける政治エリートの連合再編過程の比較分析- |
177 |
第7章 |
小森宏美 |
エストニアとラトヴィアの政党政治比較-歴史的要因としてのロシア語系住民問題を軸に- |
203 |
第3部 |
比較政治経済の視点から |
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第8章 |
上垣彰 |
東欧における経済的後進性について-ルーマニアおよびブルガリアを例として- |
235 |
第9章 |
仙石学 |
ポスト社会主義の中東欧諸国における福祉制度の多様性-あるいは「体制転換研究」と「福祉政治研究」の架橋の試み- |
263 |
第10章 |
田畑伸一郎 |
ロシア財政制度の資本主義化 |
301 |
終章 |
仙石学 |
体制転換研究の意義-研究の成果と残された課題- |
319 |
付表 |
本書で取り上げた国の主要政党一覧表 |
331 |
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索引 |
341 |
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執筆者紹介 |
345 |