研究内容
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一般教育制度の改革と発展を手がかりとして、それまで
諸身分・諸民族に分断されていた社会が次第に融合し、国家に奉仕する新しい「市民」層が創出される具体的なプロセスを研究。
- 「大改革」期の改革過程:身分制を緩和する改革が成立する過程を分析。
- 社会的流動化:教育を通じた身分移動や心性の変化の分析。
- 教員集団研究:教員集団の身分制解体に向けた活動と、教員集団自身の「身分」化(特権化)の分析。
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研究・教育歴
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- 1997年4月-1999年3月 東京大学大学院人文社会系研究科西洋史学専攻修士課程
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1999年4月-2007年3月 東京大学大学院人文社会系研究科西洋史学専攻博士課程
- 2000年4月-2000年9月 東京大学大学院人文社会系研究科西洋史学研究室ティーチング・アシス
タント(サブゼミ担当)
- 2000年12月-2001年11月 外務省関連団体日露青年交流センター若手研究者等フェローシップ
(モスクワ留学)
- 2006年9月-2007年3月 敬愛大学経済学部非常勤講師
- 2007年4月 現職
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研究業績
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- 青島陽子「帝政期ロシアの教育制度における身分制原理の弛緩―国民教育省管下の中等教育改革(1862
-1864)―」、『史学雑誌』、116編1号、2007年、pp.66-89
- 青島陽子「一八六三年大学令の制定過程―教授団の自律性の問題に着目して―」、『ロシア史研究』、第
75号、2004年、pp.40-56
- 青島陽子「19世紀前半ロシアにおける教育―国民啓蒙省下の教育システムと大学の機能―」『クリオ』、
第12号、1998年、pp.29-43
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他 -受賞歴、国際会議発表、等-
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