境 界 研 究 3号
論 文 | ||
シェンゲン情報システム(SIS)の現状と課題 ―「国境のないヨーロッパ」の国境管理とITシステム― |
須 田 祐 子 前 田 幸 男 …………………… 1 |
|
ヨーロッパ・地中海を揺れ動くポストコロニアルな境界 ―イタリア・ランペドゥーザ島における移民の「閉じ込め」の諸形態 ― |
北 川 眞 也 …………………… 15 | |
ミラン・ホジャの中欧連邦構想 ― 地域再編の試みと農民民主主義の思想 ― | 福 田 宏 …………………… 31 | |
ゲンナジイ・アイギのロシア語詩におけるヴォルガの不在 | 後 藤 正 憲 ……………………53 | |
占領と抵抗の相克 ―被占領地のパレスチナ人市長を事例に― |
鈴 木 啓 之 …………………… 99 | |
植民地権力と越境のポリティクス ―膠州湾租借地におけるドイツ統治を再考する― |
浅 田 進 史 ……………………117 | |
研究ノート | ||
中ロ国境交渉の今 ―ヘイシャーズ島から考える― |
岩 下 明 裕 伊 藤 薫 ……………………135 |
|
書 評 | ||
板橋拓己著『中欧の模索:ドイツ・ナショナリズムの一系譜』創文社、2010年 | 宮 崎 悠 ……………………147 | |
津田博司著『戦争の記憶とイギリス帝国:オーストラリア、カナダにおける植民地ナショナリズム』刀水書房、2012年 | 左 近 幸 村 ……………………155 | |
Summary | ||
執筆者紹介 |