(2019.2 . 21 update)
恒例のJIBSNセミナーですが、今年は長崎県五島市で開催されました。北は北海道礼文町、東は根室市、西は沖縄与那国町、南は竹富町といったまさに日本の境界全域からJIBSN関係者(自治体、研究機関、NPO国境地域研究センター会員など)が集まるとともに、地元市民も多数参加し、70名を越える熱気ある会議となりました。ホストでもありJIBSN代表でもある、野口市太郎五島市長、次年度の開催予定地礼文島の小野徹町長のご挨拶を皮切りに、境界自治体の行政交流及び地域連携教育をめぐって実りある情報交換ができました。翌28日からは、五島市として初めての国際便チャーターで韓国済州島のボーダーツーリズムも実施されました。これまで国境を越えた「隣人」との直接の往来ができなかった五島ですが、新たなゲイトウェイが誕生した瞬間でした。