【主催】UBRJセミナー"Visualizing the Aral Sea crisis and the resurrection of The Small Aral"
旧ソ連領中央アジア、ウズベキスタンとカザフスタンの国境地域にあるアラル海。かつて世界第4位だった湖は今やかつての10分の1以下にまで表面積が縮小してしまいました。今回のUBRJセミナーでは、1980年代前半よりアラル海の水中生物相のモニタリングを続け、アラル海の救済運動を率いてこられたニコライ・アラディン博士(ロシア科学アカデミー動物学研究所)と、アラディン博士のご子息でプロのビデオカメラマンとしてアラル海の現状の撮影を続けているイヴァン・アラディン(ロシア科学アカデミー図書館)氏をお迎えして、セミナーを開催することになりました。アラディン博士は、カザフスタン領小アラル海救済を目的とした堤防建設をペレストロイカの時期から世界中に訴え、実現に尽力した立役者の一人です。映像は英語/カザフ語、報告はロシア語ですが、必要に応じて司会者が日本語で解説を入れ、質疑応答に露和通訳を入れることは可能です。ご関心ある方はぜひご参加ください。
日時: 2015年8月1日(土)15時~16時半
会場: 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター小会議室(401室)
内容:
15:00~15:05 ニコライ・アラディン、イヴァン・アラディン氏の紹介
15:10~15:30 ニコライ&イヴァン両氏によるアラル海の現状および映像内容に関する報告
15:30~16:05 映像視聴
"The Contemporary Situation of the Small Aral Sea from the Video Materials of the Aral Sea Expedition August-September 2011"
16:05~16:30 質疑応答
使用言語: ロシア語(必要に応じて和露通訳実施、英語での質問も可能です)
参加自由。皆さまのお越しをお待ちしております。
連絡先: 地田(tetsuroch[at]slav.hokudai.ac.jp)([at]を@と書き換えて下さい)