1997年度夏期国際シンポジウム
共存のモデルを求めて
― スラブ・ユーラシアの変動に見る民族の諸相 ―
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1997年7月16日(水)

13:00〜17:30 特設パネル「中国・スラブ両領域における体制変容の比較」(423 号室)
報告: 市場経済化と国際的契機」山村理人(北大)、上原一慶(京大)
司会: 家田修(北大)
ラウンド・テーブル 「体制変容の政治社会学」   天児慧(青山学院大)、菱田雅晴(静岡県大)   下斗米伸夫(法政大)、伊東孝之(早大)   司会:林忠行(北大)
コーディネーター: 皆川修吾(北大)、毛里和子(横浜市大)

1997年7月17日(木)

9:20〜 9:30 開会の辞 (423号室) 井上紘一(北大)
9:30〜11:30 第1セッション 民族の共存 (423号室)
報告者 ・B.P.シシュロ(国立学術研究センター、フランス)「シベリア原 住諸民族とロシアの関係における特殊性とは何か」
・H. スチュアート(昭和女子大)「共存をめぐる諸問題:カナダの情況からの展望」
司会: 井上紘一(北大)
討論: 畑中幸子(中部大)、金子亨(千葉大)

13:00〜15:00 第2セッション 共存の政治学 (423号室)
報告者 ・V.アーゴシュトン(作家、ハンガリー) 「トランシルヴァニアの心:エスニック・アイデンティティの曖昧さとコンフリクトの解決」
・月村太郎(神戸大)「民族共生の政治学:東欧における内的分裂と外的圧力」
司会: 木村汎(国際日文研)
討論: 中井和夫(東大)、長与進(早大)

15:30〜17:30 第3セッション 言語と民族の問題 (423号室)
報告者 ・M.アルトシューラー(ヘブライ大、イスラエル) 「スラブ系共和国(国家)―ロシア、ウクライナ、ベラルーシ―におけるソ連期及びポスト・ソ連期の言語・民族問題」
・A.F.マイェヴィチ(アダム・ミツキェヴィチ大、ポーランド)「東欧とシベリアのための マ  イノリティ言語保持戦略とマイノリティ関連紛争回避策の提言」
司会: 宇多文雄(上智大)
討論: 塩川伸明(東大)、佐藤優(外務省)

18:00〜20:00 レセプション

1997年7月18日(金)

9:30〜11:30 第4セッション ロシア帝国における共存 (423号室)
報告者: ・V.A.ポトゥルニツキー(ウクライナ史料学研、ウクライナ) 「ウクライナ政治思想におけるロシア及びロシア人のイメージ(1860-1945)」
・B.N.ミロノフ(ロシア史研、ロシア)「領土拡張の対価:18世紀〜20世紀初頭 のロシアにおける民族問題」
司会: 望月哲男(北大)
討論: 木村崇(京大)、松里公孝(北大)

13:00〜15:00 第5-Aセッション 地域とアイデンティティ:中央アジア (423号室)
報告者: ・A.A.ガリエフ(東洋学研、カザフスタン) 「現代のカザフスタンにおける伝統的諸制度」
・G.J.ジュークス(オーストラリア国立大)「中央アジアにおける人種、宗教、エスニシ ティ、
経済」
司会: 袴田茂樹(青山学院大)
討論: 宇山智彦(北大)、B.イスラモフ(東北大)

13:00〜15:00 第5-Bセッション 地域とアイデンティティ:シベリア (328号室)
報告者: ・V.A.トゥラエフ(極東諸民族の歴史・考古学・民族学研、ロシア) 「ロシア極東のエスニック問題解決における属地的アプローチ」
・佐々木史郎(国立民博)「アイデンティティの分節的位階構造:北ヤクーチヤのヤクート とエウェンの事例」
司会: 原暉之(北大)
討論: 荻原眞子(千葉大)、A.F.マイェヴィチ(アダム・ミツキヴィチ大)

15:30〜17:30 第6セッション 環境汚染と共存(423号室)
報告者: ・福田正己(北大) 「極北シベリアにおける放射性及びその他の危険な汚染」
・B.イスラモフ(東北大)「アラル海異変:民族、地域、国際協力の事例」
司会: 下斗米伸夫(法政大)
討論: 太田幸雄(北大)、伊藤美和(法政大)
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