スタッフ紹介
・ センター長
長縄 宣博 (ながなわ のりひろ) |
(2024年4 月~) |
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歴代センター長一覧
・ 専任研究員
ロシア部門
安達 大輔 (あだち だいすけ) |
文学、表象・身体・メディア、18世紀から現代にいたるロシアの言語文化 |
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略 歴 |
1975年生まれ。2000年東京大学文学部言語文化学科(スラヴ語スラヴ文学専修課程)卒業、2002年東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻(スラヴ語スラヴ文学専門分野)修士課程修了、 2013年同博士課程単位取得退学、同年博士(文学)。2004-2006年日本学術振興会特別研究員DC2、2009-2011年同特別研究員PD(センター)、2013-2018年首都大学東京都市教養学部ほか非常勤講師、2014-2018年東京大学大学院人文社会系研究科研究員、2018年北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター准教授。 |
論 文
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● “Melodrama and War after Russia’s Invasion of Ukraine,” Japanese Slavic and East European Studies 43, 2023. ● Язык и поэтика Гоголя в трудах В. В. Виноградова по истори и русского литературного языка // Грамматика в обществе, общество в грам матике: Исследования по нормативной грамматике славянских языков. Под ре дакцией М. Номати, С. Киёсавы. М.: Издательский дом ЯСК, 2021. С. 99-124. ●沼野充義、望月哲男、池田嘉郎編集代表『ロシア文化事典』(分担執筆:「余計者」、「ゴーゴリ」)丸善出版、2019年、366-367、384-385頁。 ● Гоголь и мелодрама (к постановке проблемы) // Філологічні науки. №31. С. 5-11. 2019. ●「身体と観察:センチメンタリズム文学における自殺の詩学」『日本18世紀ロシア研究会年報』第16号、8-23頁、2019年。 ●「カラムジンの初期評論における翻訳とその外部」金沢美知子編『18世紀ロシア文学の諸相』 水声社、2016年。 ●「表を見ることから痕跡に耳を澄ますことへ-ゴーゴリの痕跡学」『SLAVISTIKA』第31号、2016年。 ● “Gesture of Trace: Rethinking ‘The Photographic’ in Gogol’s Writing,” Hitotsubashi Journal of Arts and Sciences 56, no.1, 2015. ●「ゴーゴリ『友人たちとの文通からの抜粋箇所」における反省の展開』『スラヴ研究』第58号、2011年。 ● К построению модели изучения литературных салонов и кружков в истории русской литературы конца XVIII-начала XIX века『第一屆斯拉夫語言、文學暨文化 國際學術研討會論文集』國立政治大學斯拉夫語文學系(台北)、2009年。 ●「1920-30年代ソ連のピアノ奏法理論にみる、意識による身体の統御可能性をめぐる議論について」『SLAVISTIKA』第24号、2008年。 ●「書記メディアとしてのポプリシチン-ゴーゴリ『狂人日記』と告白の変容」『ロシア語ロシア文学研究』第38号、2006年。 ●「「作者」の文体、ナロードの言語-カラムジンの言語論における「趣味」の政治学」『ロシア語ロシア文学研究』第35号、2003年。 |
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青島 陽子 (あおしま ようこ) |
中東欧・ロシア近現代、ロシア帝国統治構造 |
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略 歴 |
1973年生まれ。1997年東京大学文学部歴史文化学科卒、1999年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了、 2007年同博士課程単位取得退学、2010年博士(文学)。2011年愛知大学文学部助教、2013年神戸大学大学院国際文化学研究科講師、2016年同准教授、2020年北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター准教授、2024年同教授。 |
著 書 |
● The Tsar, the Empire, and the Nation: Dilemmas of Nationalization in Russia's Western Borderlands, 1905-1915 (Budapest: Central European University Press, 2021, Darius Staliūnasとの共編著). ● Entangled Interactions between Religion and National Consciousness in Central and Eastern Europe (Boston, MA: Academic Studies Press, 2020, 編著). |
論 文
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● Catherine Gibson, Anton Kotenko, Andrei Cuşco, and Yoko Aoshima, “ASI Conversation: Navigating the Eastern European Borderlands in the Aftermath of Russia's Invasion of Ukraine,” Acta Slavica Iaponica 44, 2024, 145-166. ●「帝国支配の時代―ロシア帝国、ハプスブルク帝国下のウクライナ」『講義ウクライナの歴史』山川出版社、2023年8月、100-131頁。 ●「帝政ロシア史研究における「帝国論的転回」―ロシア帝国西部境界地域を中心に―」『史学雑誌』第131編第7号、2022年。 ●「帝政末期ロシア(一九〇四年末―一九一〇年)における国民教育大臣の非ロシア人政策観―西部境界地域を中心に」『ロシア史研究』、第108号、2022年。 ●「ロシア帝国―陸の巨大帝国と「不可分の国家」像―」『歴史学研究』第1007号、2021年。 ●Реформа имперского общества: перемены в языковой политике в школах западных окраин Российской империи в 1904-1905 гг. // Миллеровские чтения—2018 / сост. и отв. ред. д.и.н. И.В.Тункина. СПб.: «Реноме», 2018. ●「陸軍大臣ドミトリ・ミリューチンの回想録」小松久男編著『歴史の転換点シリーズ』第9巻、山川出版社、2018年。 ●「農民を臣民に鋳直す-帝政期ロシアの農村教師養成のポリティクス-」『歴史学研究』962号、2017。 |
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服部 倫卓 (はっとり みちたか) |
ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情勢 |
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略 歴 |
1964年生まれ。1989年東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒、1995年青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了、2017年北海道大学大学院文学研究科博士後期課程(歴史地域文化学専攻スラブ社会文化論専修)修了、博士(学術)。在ベラルーシ共和国日本大使館専門調査員、一般社団法人ロシアNIS貿易会・ロシアNIS経済研究所所長などを経て、2022年10月北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授。 |
著 書 |
●『不思議の国ベラルーシ ― ナショナリズムから遠く離れて』岩波書店(2004年) ●『ベラルーシを知るための50章(エリア・スタディーズ158)』明石書店(2017年、共編著) ●『ウクライナを知るための65章(エリア・スタディーズ169)』明石書店(2018年、共編著) |
論 文
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●「ロシア経済変革の試金石サンクトペテルブルグ」蓮見雄編『拡大するEUとバルト経済圏の胎動』昭和堂(2009年) ●「ロシアの経済特区の特質」『比較経済研究』第48巻第2号(2011年) ●「ロシアの通商・産業政策におけるユーラシア経済連合の意義」『ロシア・東欧研究』第45号(2017年) ●「中国・ロシアの鉄鋼業」『比較経済研究』第56巻1号(2019年、共同論文) ●「一帯一路の沿線国としてのロシア・ユーラシア諸国の経済的利害」『ロシア・東欧研究』第48号(2020年) ●「サッカーを通じて見るロシアの国家と社会 ― 2018年のワールドカップを契機として」福田宏・後藤絵美(編)『グローバル関係学 第5巻 「みえない関係性」をみせる』岩波書店(2020年) ●「コロナ危機であらわになったプーチン・ロシアの国家体質」一般財団法人国際経済連携推進センター(編)『コロナの先の世界 ― 国際社会の課題と挑戦』産経新聞出版(2020年) ●「コロナワクチン開発では先行したロシアが抱える3つの弱み」一般財団法人国際経済連携推進センター(編)『コロナ禍で変わる地政学 ― グレート・リセットを迫られる日本』産経新聞出版(2022年) ●「2度のウクライナ危機におけるEUとNATOの要因」一般財団法人国際経済連携推進センター(編)『 ウクライナ侵攻と世界 ―岐路に立つ国際秩序 』産経新聞出版(2023年) ●「ロシアとウクライナの10年貿易戦争」『ロシア・東欧研究』第51号(2023年) |
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シベリア・極東部門
岩下 明裕 (いわした あきひろ) |
ロシア外交、東北アジア地域研究、境界研究 |
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略 歴 |
1962年生まれ、 1987 年九州大学法学部卒、
1989 年北九州大学大学院法学研究科修士課程修了、
1992年九州大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学、1995 年法学博士。2001年北海道大学スラブ研究センター助教授、2003年同教授。 ブルッキングス研究所北東アジア研究センター客員研究員(2007年9月-2008年6月) 第6回大佛次郎論壇賞(2006年)、第4回日本学術振興会賞(2007年)、第24回地方出版文化功労賞(2011年)及びIBRU(ダラム大学)第2回Milefsky Award賞(2019年)受賞。 |
著 書 |
●『北東アジアの地政治:米中日ロのパワーゲームを超えて』北海道大学出版会(編著)、2021年 ●『日本の国境・いかにこの「呪縛」を解くか』北海道大学出版会(2009、編著) |
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ウルフ ディビッド |
近・現代ロシア史、シベリア極東史、冷戦史、北東アジア地域研究、国際政治 |
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略 歴 |
1960年生まれ。1981年ハーバード大学卒(歴史・文学部)、1991年カリフォルニア大学バークレー校大学院博士号(歴史学)取得、1991年プリンストン大学社会学部助教授、1997年ウッドロー・ウイルソンセンター冷戦史プロジェクト上級研究員。2006年北海道大学スラブ研究センター教授。2008-2009年ハーバード大学デイビス・センター客員研究員。フンボルト賞受賞(2023)。2024年北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター特任教授。 |
著 書 |
●(半谷史郎訳)『ハルビン駅へ: 日露中・交錯するロシア満洲の近代史』(講談社, 2014) ●To the Harbin Station: The Liberal Alternative in Russian Manchuria, 1898-1914 (Stanford University Press, 1999) |
共 著 |
●The Interkit Story : A Window into the Final Decades of the Sino-Soviet Relationship (with James Hershberg, Sergey Radchenko, and Peter Vamos) (Cold War International History Project Working Paper, No.63) (Washington, DC, Woodrow Wilson Press, 2011) ●Le KGB et les pays baltes (with Gael Moullec) (Belin : Paris, 2005) |
共編著
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●Sugihara Chiune and the Soviet Union: New Documents and Perspectives (with Takao Chizuko and Ilya Altman) (Sapporo, Slavic Eurasian Studies #35, 2022) ●Russia's Great War And Revolution In The Far East: Re-Imagining The Northeast Asian Theater, 1914-22 (Russia's Great War And Revolution Series, vol. 4). (with Shinji Yokote and Willard Sunderland) (Bloomington, Indiana, Slavica Publishers, 2018) ●SRC at 60: New Historical Materials and Perspectives. (Sapporo,: Slavic-Eurasian Research Center, 2017) ●World War Zero: The Russo-Japanese War in Global Perspective, Vol. I and Vol. II(with Steinberg, Marks, Menning, Schimmelpenninck, and Yokote), (Brill: Leiden, 2005-7) ●Rediscovering Russia in Asia ( with Stephen Kotkin) (ME Sharpe: Armonk, NY,1995) |
論 文 |
●「大豆──成長し変容する世界の市場」桃木至朗責任編集『ものがつなぐ世界史』ミネルヴァ書房,2021年。 ●「ロシアの東方進出」「ロシアの東方政策と中国・日本」「ロシア・日本・中国の近代化」三谷博・並木頼寿・月脚達彦編著『大人のための近現代史 19世紀編』東京大学出版会,2009年。 ●“Evrei v Kharbine, 1903-1914” Ab Imperio 4 (2003) |
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中央ユーラシア部門
宇山 智彦 (う やま ともひこ) |
中央アジア近代史・現代政治、比較帝国史 |
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略 歴 |
1967年生まれ。1991年東京大学教養学部教養学科卒、1993年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、1996年同博士課程中退。1994-1995年在カザフスタン日本大使館専門調査員、1995-1996年カザフスタン科学アカデミー東洋学研究所客員研究員。1996年北海道大学スラブ研究センター助教授、2006年同教授。 第25回大同生命地域研究奨励賞(2010年)受賞、カザフスタン共和国ドストゥク勲章(2022年)受章。 |
著 書
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●『現代中央アジア:政治・経済・社会』日本評論社(2018、共編著) ●『ロシア革命とソ連の世紀5 越境する革命と民族』岩波書店(2017、編著) ●『ユーラシア近代帝国と現代世界』[シリーズ・ユーラシア地域大国論4]ミネルヴァ書房(2016、編著) ●『カザフスタンを知るための60章』明石書店(2015、共編著)●『ユーラシア世界1 〈東〉と〈西〉』東京大学出版会(2012、共編著) ●Asiatic Russia: Imperial Power in Regional and International Contexts (London: Routledge, 2011, 編著) ●『日本の中央アジア外交:試される地域戦略』 [スラブ・ユーラシア叢書6]北海道大学出版会(2009、共編著) ●Empire, Islam, and Politics in Central Eurasia (Slavic Research Center, 2007, 編著) ●『「民主化革命」とは何だったのか:グルジア、ウクライナ、クルグズスタン』北海道大学スラブ研究センター(2006、共著) ●『中央ユーラシアを知る事典』平凡社(2005、共編著) ●『中央アジアを知るための 60 章』明石書店 (2003;第2版2010、編著) |
論 文 | ●Влияние перемен периода перестройки на
становление политических систем стран Центральной Азии: чувство угрозы и авторитаризм //
Международная аналитика. Том 12, № 1. 2021. ●「近代帝国間体系のなかのロシア:ユーラシア国際秩序の変革に果たした役割」秋田茂編『グローバル化の世界史(MINERVA世界史叢書2)』ミネルヴァ書房(2019) ●「権威主義の進化、民主主義の危機:世界秩序を揺るがす政治的価値観の変容」村上勇介、帯谷知可編『秩序の砂塵化を超えて:環太平洋パラダイムの可能性』京都大学学術出版会(2017) |
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長縄 宣博 (ながなわ のりひろ) |
中央ユーラシア近現代史、ロシア・イスラーム研究、ロシア・中東関係史 |
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略 歴 |
1977年生まれ。1999年東京大学文学部歴史文化学科卒、2001年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程修了、2006年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学、2007年博士(学術)。2007年北海道大学スラブ研究センター准教授、2017年スラブ・ユーラシア研究センター教授。2019年高等経済学院(モスクワ)共同研究員。2021年プリンストン高等研究所歴史学院招聘研究員 第8回三島海雲学術賞(2019年)受賞、第18回日本学術振興会賞及び日本学士院学術奨励賞(2021年)受賞。 |
著 書 |
● 『イスラームのロシア:帝国・宗教・公共圏 1905-1917』名古屋大学出版会、2017年。 ● 長縄宣博, D.M. Usmanova, 濱本真実 (編著) Volgo-Ural'skii region v
imperskom prostranstve: XVIII-XX vv. (Moscow: Vostochnaia Literatura, 2011).
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論 文 |
● “Officious Aliens: Tatars’ Involvement in the Central Asian Revolution, 1919–1921,” Kritika: Explorations in Russian and Eurasian History 24, no. 1 (2023). ● “Tatars and Imperialist Wars: From the Tsar’s Servitors to the Red Warriors,” Ab Imperio 1 (2020): 164-196. (Honorable Mention in the Ab Imperio Award 2020 for the Best Study in New Imperial History and History of Diversity in Northern Eurasia, Up to the Late Twentieth Century) ● “Elusive Piety: Hajj Logistics and Local Politics in Tatarstan, Dagestan, and the Crimea,” Religion, State & Society 47, no. 3 (2019). ● “Designs for Dâr al-Islâm: Religious Freedom and the Emergence of a Muslim Public Sphere, 1905-1916,” in Randall A. Poole and Paul W. Werth, eds., Religious Freedom in Modern Russia (Pittsburgh: University of Pittsburgh Press, 2018). ● “A Civil Society in a Confessional State? Muslim Philanthropy in the Volga-Urals
Region,” in Adele Lindenmeyr, Christopher Read, and Peter Waldron, eds., Russia’s Home Front,
1914-1922, Book 2: The Experience of War and Revolution (Bloomington: Slavic Publishers, 2016).
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諫早 庸一 (いさはや よういち) |
中央ユーラシア前近代史、モンゴル帝国史、科学史 |
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略 歴 | 1982年生まれ。2005年神戸大学文学部人文学科東洋史専修卒、2007年神戸大学人文学研究科文化動態専攻東洋史分野修士課程修了、2011年東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学、2015年博士(学術)。2008–2009年東京大学国際哲学センター特別研究員、2009–2011年日本学術振興会特別研究員(DC2)、2011–2014年日本学術振興会特別研究員PD(東京大学東洋文化研究所)、2015–2017年ヘブライ大学ERCプロジェクト「モンゴル時代における移動・帝国・文化接触」ポスドク研究員、2018–2019年日本学術振興会特別研究員RPD(立教大学)、2019–2023年北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター助教、2023年同特任准教授。 |
共 著 | (with Nathan Sidoli) Thābit ibn Qurra’s Restoration of Euclid’s Data: Text, Translation, Commentary. Cham: Springer, 2018. |
論 文 |
●「ハンの巡行——ジョチ・ウルスにおける〈移動〉のポリティクス」『スラヴ研究』70号 (2023年): 105–134頁. ●「グローバルに文化を問うこと——作図についてモンゴル帝国期東西文化交流を例に」縄田雄二 & 小山憲司 (編)『グローバル文化史の試み』中央大学出版部, 2023年, 37–70頁. ● “Islamicate Astral Sciences in Eastern Eurasia during the Mongol-Yuan Dynasty (1271–1368).” In Routledge Handbook on Sciences in the Islamicate World: Practices from the 8th to the 19th Century, edited by S. Brentjes, 688–695. London: Routledge, 2022. ●「ユーラシアから考える〈一四世紀の危機〉」『史苑』82巻2号 (2022年): 185–211頁. ● “Geometrizing Chinese Astronomy? The View from a Diagram in the Kashf al-ḥaqāʾiq by al-Nīsābūrī (d. ca. 1330).” In Overlapping Cosmologies in Asia: Transcultural and Interdisciplinary Approaches, edited by B. Mak & E. Huntington, 139–169. Leiden: Brill, 2022. ● “Fu Mengzhi: “The Sage of Cathay” in Mongol Iran and Astral Sciences along the Silk Roads.” In Along the Silk Roads in Mongol Eurasia: Generals, Merchants, and Intellectuals, edited by M. Biran, J Brack & F. Fiaschetti, 238–254. Berkeley: University of California Press, 2020. ●「天文学から見たユーラシアの13世紀~14世紀——文化の軸としてのナスィール・アッディーン・トゥースィー(1201~1274年)」『史苑』79巻2号 (2019年): 88–114頁. ● (with Jyuh Fuh Lin) “Entangled Representation of Heaven: A Chinese Divination Text from a Tenth-Century Dunhuang Fragment (P. 4071).” Historia Scientiarum 26/3 (2017): 153–171. ●“The Tārīkh-i Qitā in the Zīj-i Īlkhānī: the Chinese Calendar in Persian.” SCIAMVS: Sources and Commentaries in Exact Sciences 14 (2013): 149–258. ●「ペルシア語文化圏における十二支の年始変容について——ティムール朝十二支考」『史林』91巻3号 (2008年): 42–73頁. |
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関連外部サイト |
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東欧部門
仙石 学 (せんごく まなぶ) |
比較政治経済、中東欧の福祉政治 |
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略 歴 |
1964年生まれ。1987年東京大学教養学部教養学科卒、1989年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、1994年同博士課程単位取得退学。1995-1996年北海道大学スラブ研究センター非常勤研究員、1996年西南学院大学法学部専任講師、1997年同助教授、2003年同教授、2014年北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授。2002-2003年バーミンガム大学ロシア・東欧研究センター(現ロシア・ヨーロッパ・ユーラシア研究センター)客員研究員。 |
著 書 | ●『中東欧の政治』東京大学出版会(2021年) ●『新版 世界の社会福祉第5巻 旧ソ連・東欧』旬報社(2019年、編著) ●The Great Dispersion: The Many Fates of Post-Communist Society (スラブ・ユーラシア研究報告集No.11). Slavic-Eurasian Research Center (2018年、編著) ●『脱新自由主義の時代?―新しい政治経済秩序の模索』京都大学学術出版会(2017年、編著) |
論 文 |
●「中東欧諸国における子育て支援策の変容―世界金融危機以後の状況から」『ロシア・東欧研究』第50号、2022年。 ●「ジェンダーと反欧州―ポーランドにおける若年層の政治指向」日本政治学会編『年報政治学2021-II 新興デモクラシー諸国の変容』筑摩書房、2021年。 ●"Post-Communist Transition from Japan: How Beneficiaries Became Partners." In Ostap Kushnir and Oleksandr Pankieiev, eds., Meandering in Transition: Thirty Years of Reforms and Identity in Post-Communist Europe. Lanham: Lexington Books, 2021. ●「東欧におけるポピュリズムとネオリベラリズム-ヴィシェグラード諸国の事例から」村上勇介編『「ポピュリズム」の政治学─深まる政治社会の亀裂と権威主義化』国際書院、2018年。 ●"2015 parliamentary election in Poland: does the migrant/refugee
issue matter?" Journal of the Graduate School of Letters (Hokkaido University), vol. 13,
2018. |
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地域比較部門
野町 素己 (のまち もとき) |
言語学、スラブ語学 |
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略 歴 |
1976年生まれ。2000年東京大学文学部言語文化学科卒、2002年東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻修士課程修了、
2008年同博士課程単位取得退学、2011年博士(文学)。2008年北海道大学スラブ研究センター准教授、2017年スラブ・ユーラシア研究センター教授。 第13回日本学術振興会賞及び日本学士院学術奨励賞(2016年)受賞。 セルビア・スラブ学協会名誉会員(2019年)、第25回ケネス・E・ネイラー記念南スラブ言語学講演講師(2023年) |
編著書 |
● (co-edited by Tomasz Kamusella) Languages and Nationalism Instead of Empires, Routledge, London, 2023. ● Serbica Iaponica:Doprinos japanskih slavista srpskoj
filologiji, Matica srpska, 2016. |
論 文 | ● The Evolution of Samuil
B. Bernštejn’s Views on Two “Questions of Slavistics”, Balkanistica 35, pp.111-174, 2022. ● How do Russians Verbalize the Art of Kissing? An Appendix to Jurij D. Apresjan's Analysis of the Verb CELOVAT’ ‘to kiss’, Proceedings of the V.V. Vinogradov Russian Language Institute 2, pp. 241-256, 2020. ● Language Loss and Preservation: The Case of Banat Bulgarian in Serbia, Balkanistica 30, pp. 289-318, 2020. ● Linguistic ideology and the art of re-edition: on the second edition of Ioann Rajić's History of Various Slavic Peoples (1823), Naš jezik, L/2 pp. 715-725, 2019. ● On the Second Be Periphrasis (BE-2) in Kashubian: Its Grammatical Status and Historical Development, Slavia, Vol. 84, No. 3, pp.268-283, 2016. |
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関連外部サイト |
researchmap: https://researchmap.jp/mnomachi Academia: https://hokudai.academia.edu/MotokiNomachi |