一覧 へ戻 る

日本の中央アジア外交−試される地域戦略



編著: 宇山智彦、クリストファー・レン、廣瀬徹也

2009 年 3月
北海道大学出版会 (出版 社のページへ)
ISBN 978-4-8329-6710-6
定価1800円

スラブ・ユーラシア叢書第6巻『日本の中央アジア外交−試される地域戦略』(宇山智彦ほか編著)が刊行されました。


目   次





i

第1部
中央アジア外交の理念
第1章
廣瀬徹也
対中央アジア外交の概観−実務レベルでの政策立案者の視点から
3
第2章
河東哲夫
対中央アジア政策の推移−シルクロード外交から「中央アジア+日本」へ
23
第3章
クリストファー・レン
日本の中央アジアに対する関与をどう理解するか−開発戦略の再評価
39
第4章
湯浅剛
ユーラシアへの「価値の外交」は定着するか−「自由と繁栄の弧」構想とその後
55

第2部
歴史・理論・地政学
第5章
宇山智彦
対中央アジア外交の歴史的文脈と展望−アジア主義と日米関係のはざまで
77
第6章
ティムール・ダダバエフ
対中央アジア協力の現状と課題−機能主義の観点から
97
第7章
岩下明裕
上海協力機構−「反米」ゲームの誘惑に抗して
115

第3部
経済協力と支援
第8章
エリカ・マラト
クルグズスタンは中央アジアにおける日本の最重要パートナーか?
135
第9章
嶋尾孔仁子
現代グローバル化の下での日本のエネルギー戦略−西アジア・中央アジアの場合
149
第10章
ニクラス・スワンストローム
中央アジア地域の経済協力と紛争管理−北東アジア諸国の役割
167

結語


181


日本・中央アジア関係年表

189

索引

193

執筆者紹介

197