北海道大学スラブ研究センター
2007年度冬期国際シンポジウム
in English
アジア・ロシア:地域的・国際的文脈の中の帝国権力
2007 年12月5日(水)~ 7日(金)
会 場:北海道大学スラブ研究センター(SRC)大会議室(423号室)
使用言語:英語、ロシア語(第2~第7セッションは英ロ同時通訳付き。報告は特記以外英語)
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*Update December 3
プログラム
12 月4日(火)
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16:30-18:00
北海道中央ユーラシア研究会〔センター4階小会議室 (420室)。日本語〕

藤波伸嘉(東京大学大学院生)

シノド改選問題とオスマン・ギリシア人の 政治構造、1910年

12 月5日(水)
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10:00–11:30
SES-COE特別セミナー [センター4階小会議室(420室)]
Papers:
パヴロ・クトゥエフ(M.ドラホマノフ記念キエフ国民教育大学、ウクライナ)

1996年から2007年までのウクライナ政治のサイクル

13:30–15:30
第5回次世代国際ワークショップ(開始時間が変わりました)
Papers:
黛秋津(東京外国語大学)

ロシアの黒海進出にとっての キュチュ ク・カイナルジャ条約の意義について

グザヴィエ・ル・トリヴェレック(東洋言語文明学院、フランス)

ソヴィエト的近代化からローカ ルな民族化へ:1960~70年代のバシキーリア

ヒョン・スンス(韓国外国語大学)

情報戦としてのチェチェン戦争とカフカス・セ ンターの役割

16:00–16:15
開会の辞  

16:15–18:30
第 1セッション : 比 較帝国論
Papers:
杉山清彦(駒澤大学)

中央ユーラシアのなかの大清帝国:八旗 制よりみた支配構造

浅野豊美(中京大学)

日本帝国解体と国交正常化の狭間:在外財産か らみる賠償と引揚

リカルダ・ヴルピウス(ミュンヘン大学、ドイツ)

18世紀ロシア帝国の文明化の使 命:比較 の視点から
討論:
マイケル・ホダルコフスキー(シカゴ・ロヨラ大学、米国)
司会:
松里公孝(SRC)

18:30-
ビア・パーティ

12 月6日(木)
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9:30-11:45
第 2 セッ ション: ロ シアの拡大と東方政策の変容
Papers:
マイケル・ホダルコフスキー(シカゴ・ロヨラ大学、米国)

ロシアのユーラシア・フロン ティアに関するレトリックと現実

濱本真実(人間文化研究機構)

ロシア東方政策におけるタタール商人の 町カルガル

イリーナ・エロフェエヴァ(遊牧学研究所、カザフスタン)   

18世紀中葉~19世紀初めの遊牧カザフ人支配エリートに対するロシアの政策:統合と変容 [ロシア語版] [英語版]
討論:
西山克典(静岡県立大学)
司会:
栗生澤猛夫(北海道大学)

13:00–14:45 
第 3セッ ション : ア ジア・ロシアにおける帝国地理と行政
Papers:
アナトリー・レムニョフ(オムスク大学、ロシア/SRC)

アジア・ロシア:19~20世紀初頭の帝国 地理における植民と「ロシア化」〔ロシア語〕

松里公孝(SRC) 

19世紀中葉におけるロシアの総督制 をめぐる官僚機構内の論争
討論:
ヴァージニア・マーティン(ウィスコンシン・マディソン大学、米国)
司会:
竹中浩(大阪大学)

15:00–17:30  
第 4セッ ション : ロ シア帝国とムスリム・ネットワーク:競争か協力か
Papers:
グルミラ・スルタンガリエヴァ(アクトベ教育大学、カザフスタン/SRC)

ロシア帝国とカザフ 草原におけるタタール人の仲介活動:相互作用と排斥の政策 (18世紀後半~20世紀初頭) (REVISED)〔ロシア語〕

ロバート・クルーズ(スタンフォード大学、米国) 

カージャール朝イランの地方政治とロシアの影 響力

野田仁(日本学術振興会)   

中央アジア経由の露清貿易:その規定と実態につ いて
討論:
前田弘毅(SRC)
小沼孝博(日本学術振興会)
司会:
宇山智彦(SRC)

18:00- 
レセプション(センチュリーロイヤルホテル3階エレガンスホール)

12 月7日(金)
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9:30-10:00 
特 別講演


アクルベク・カマルディノフ(駐日カザフスタン共和国大使)

現代化をとげるカザフスタン〔ロシア語〕

10:00–11:45 
第 5セッ ション : 北 東アジアでのロシアの戦略と策略
Papers:
ドミトリー・パヴロフ(モスクワ無線・電子・自動制御工学大学、ロシア/SRC)

極東でのロシアの秘密作戦: 1904~1905:A. I. パヴロフと「上海機関」

ニコライ・ツィレンピロフ(ロシア科学アカデミーモンゴル・仏教・チベット学研究 所/SRC)   

チベットにおけるロシア・ソヴィエト外交の表裏とアグヴァン・ドルジエフの役割(1912~1925) [英語版] [ロシア語版]
討論:
デイビッド・ウルフ(SRC)
司会:
寺山恭輔(東北大学)

13:15–15:30 
第 6セッ ション : ロ シア統治下の中央アジア社会の変化
Papers:
セルゲイ・アバシン(ロシア科学アカデミー民族学・人類学研究所)

トルキスタンにおける帝国と人口学:人口 と数え方の政治〔ロシア語〕

ヴァージニア・マーティン(ウィスコンシン・マディソン大学、米国)  

チンギス・カンの血を引くカザフ人と彼らの 土地:19世紀、スルムベト地方のケーススタディ

木村暁(東京大学大学院生)

ロシア保護国期におけるブハラのスンナ派・ シーア派関係:現地人ウラマーの認識を中心に
討論:
小松久男(東京大学)
司会:
秋葉淳(千葉大学)

15:45–18:00 
第 7セッ ション : 民 族運動・革命運動の場としてのアジア・ロシア
Papers:
ジェームズ・メイヤー(コロンビア大学ハリマン研究所、米国)

公共生活と人脈:1905年以降のムスリム知 識人

サラヴァト・イスハコフ(ロシア科学アカデミーロシア史研究所)

1905~1916年のロシア領トルキ スタンにおけるムスリムの政治的活発性 〔ペーパーはロシア語、発表は英語〕

宇山智彦(SRC) 

アラシュ・オルダとシベリア、ウラル、トルキ スタン:カザフ民族運動をめぐる帝国的遺産
討論:
長縄宣博(SRC)
司会:
池田嘉郎(新潟国際情報大学)
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実行委員会:
宇山智彦 uyama(at)slav.hokudai.ac.jp
松里公孝
長縄宣博
デイビッド・ウルフ
青島陽子 ses-coe(at)slav.hokudai.ac.jp

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