|
第1巻『スラブの文化』
(責任編集:望月哲男・中村喜和・川端香男里)
|
はしがき (望月哲男・中村喜和・川端香男)
第T部 文化の原像
1章 スラブ文化とは何か(伊東一郎)
2章 スラブ人の神話的表象世界
―神話と自然観に見るスラブ的なもの―(栗原成郎)
3章 スラブ文化のなかのイコン(聖像画)(鐸木道剛)
4章 スラブ文化における土着と影響(川端香男里)
第U部 文化のダイナミクス
5章 ロシア人旧教徒の世界(中村喜和)
−タンズィマート期プルガリア社会の一断面
−(佐原徹哉)
6章 ロシア民衆版画の文化史(坂内徳明)
7章 ペテルブル
グ文学(望月哲男)
8章 リアリズムとは何か(西中村浩)
第V部 近代における政治と文化
9章 亡命と文学
―第一次ロシア
亡命文学をめぐって―(諌早勇一)
10章 社会主義
と文学―社会主義リアリズムの消滅―(浦雅春)
11章 ロシア文
学における「主流」と「非主流」
―文学史の新た
な「組み替え」を目指して―(沼野充義)
12章 散文の空
間―現代ロシア文学の新しい特徴について-
(アンドレイ・
シニャフスキイ、望月哲男訳)
索引