スラブ研究センターニュース 季刊 2004年 秋号 No.99 index

2004年度スラブ研究センター冬期国際シンポジウム

スラブ・ユーラシアと隣接世界の再編

2004年12月 8日(水)~ 10日(金)

会場:北海道大学スラブ研究センター

12月8日(水)
[日本語セッション]

第1セッション: 「東欧中域圏」
報 告者:
志摩園子 (昭和女子大学):

「地域空間としてのバルト-地域協力の試みと課題-」(仮題)

菅原淳子 (二松学舎大学) :

「バルカンにおける地域空間:19世紀バルカンにおける民族運動の連動性」


第2セッション: 「ロシアの中のアジア/アジアの中のロ シ ア」
報 告者:
天野尚樹 (北海道大学・院):

「19世紀後半のサハリン」(仮題)

塚田力 (北海道大学・院) :

「ホロンバイル三河(トリョフレチエ)地方の古儀式派」(仮題)


第3セッション: 「20世紀ロシア文化へのまなざし」(仮 題)
報 告者:
大須賀史和 (神奈川大学):

「亡命ロシア思想」(仮題)

鴻野わか菜 (千葉大学) :

「ロシア系ユダヤ人芸術家」(仮題)

高橋健一郎 (札幌大学) :

「スターリニズムの言語論」(仮題)

12月9日(木)


第4セッション: 「プーチン政権下のロシア政治」
報 告者:
ヘンリー・ヘイル (インディアナ大学/米国):

「ロシア連邦における政党の発展と体制転換」

イリダール・ガブドラーフィコフ (ロシア科学アカデミーウファ学術センター) :

「プーチン下のバシコルトスタン政治:権威主義体制の崩壊、それとも新たな指針 の模索?」


第5セッション: 「スラブ・ユーラシアにおける地域統合 の諸相:多様性とダイナミズム」
報 告者:
クラウス・ゼグベルス (ベルリン自由大学/ドイツ):

「地域研究と比較分析:両者の平和共存は可能か?」

アレクセイ・ヴォスクレセンスキー (モスクワ国際関係大学/ロシア) :

「ロシアにおける地域研究とユーラシア再建における歴史分析の手法」

家田修 (SRC) :

「東欧における地域意識:再建それとも喪失」


第 6セッション: 「オックスフォード大学ロシア・ユーラ シア研究センター・北海道大学スラブ研究センター 学術交流協定締結記念講演 」
講 演者:
アレックス・プラウダ (オックスフォード大学/英国):

「モスクワはどのようにして、そして何故に冷戦を終結させたか:その評価をめ ぐって」

レセプション(アスペンホテル

12月10日(金)


第7セッション: 「中東欧の地域統合とルーマニア」
報 告者:
ゾルターン・カントール (テレキ・ラースロー研究所/ハンガリー) :

「地位法症候群と地域/国民意識:ハンガリー、ルーマニアのハンガリー人、ルー マニア」

スティーヴン・ローパー (米空軍大学) :

「教育の政治化:モルドヴァとトランスニストリアのアイデンティティ形成」

コンスタンティン・ヨルダキ (中欧大学/ハンガリー) :

「ポスト共産主義の中東欧における市民と国民形成」


第8セッション: 「中央ユーラシア諸地域の宗教機関と ネットワーク」
報 告者:
ステファン・デュドワニョン (国立科学研究センターCNRS、ストラスブール/フランス):

「タジキスタンのイスラーム(1970年代初-2000年代初):内発的刷新か らグローバル化へ」

ポール・ワース (SRC) :

「アルメニア教会首長とロシア帝国権力の投射:信仰による地域統合?」


第9セッション: 「コーカサスの地域再編と権力、アイデ ンティティ」
報 告者:
前田弘毅 (SRC):

「コーカサスにおけるサファヴィー朝イランの強制移住政策と地域秩序の再編」

ヴィクトル・シュニレルマン (SRC) :

「命名の政治:北コーカサスにおける統合と分離の間」

(このプログラムの詳細については次ページの記事を参照願います。)



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