スラブ研究センターニュース 季刊 2009 年春号 No.117 index

学界短信


西日本ロシア東欧研究者集会開催される

第21回西日本ロシア東欧研究者集会が、3月7日に神戸大学文学部で開催されました。研究会では、寺山恭輔氏(東北大学)が「1930年代後半のソ連極東 における動員政策」、西村木綿氏(京都大学院生)が「ロシア初期社会主義におけるユダヤ人労働者総同盟『ブンド』の意義とその特異性」、冨岡庄一氏(広島 大学)が「ロシア企業家史考」というタイトルで報告をおこない、それぞれについて活発な討論がおこなわれました。

翌日の合同「フィールド調査」では、第一次世界大戦期にオーストリア兵の捕虜収容所があった青野ヶ原と、日露戦争期と第一次世界大戦期にロシア兵ないし オーストリア兵の捕虜収容所が所在した姫路を訪れ、収容所跡の見学をおこなった。次回は広島で開催される予定です。

[林]

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