スラブ研究センターニュース 季刊 2008
年夏号
No.114 index
研究の最前線
2009 年度外国人特任教授決定
2009 年度における外国人特任教授の審査がおこなわれ、66 人の応募者の中から、以下の6
名の正候補者が、過日の協議員会で承認されました。なお、今回から5 ヵ月間の滞在枠を設
けたこと、また、審査の過程で、提案されたプロジェクトが優れていること等から正候補者
を6 名としました。各人の滞在期間は3 ヵ月から6 ヵ月です。なお、宿舎の確保の関係から、
同時に滞在する特任教授は3 名を限度としています。
アバシン、セルゲイ・ニコラエヴィチ(Abashin, Sergey Nikolayevich)
所属・現職:ロシア科学アカデミー民族学・人類学研究所上級研究員
研究テーマ:ロシア・ソヴィエト統治下におけるウズベク人のコミュニティー「オショバ」
予定滞在期間:2009 年6 月1 日~ 10 月31 日(5 ヵ月)
ダニレンコ、アンドリイ(Danylenko, Andriy)
所属・現職:ペース大学現代言語文化学部講師
研究テーマ:ロシア・オーストリア統治下のウクライナにおける聖書:言語と言語政策
予定滞在期間:2009 年6 月1 日~ 8 月31 日(3 ヵ月)
フィンケ、マイケル・カール(Finke, Michael Carl)
所属・現職:イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校スラブ言語・文学部教授
研究テーマ:三人のチェーホフ(アントン・チェーホフとその兄弟)
予定滞在期間:2009 年12 月15 日~ 2010 年3 月31 日(3 ヵ月半)
ジェンティス、アンドリュー・アーマンド(Gentes, Andrew Armand)
所属・現職:クイーンズランド大学歴史・哲学・宗教学・古典学部講師
研究テーマ:サハリンの流刑植民地について
予定滞在期間:2009 年9 月2 日~ 2010 年2 月28 日(6 ヵ月)
コウォジェイチク、ダリウス・ウォジミエルス(Kołodziejczyk, Dariusz Włodzimierz)
所属・現職:ワルシャワ大学歴史学部准教授
研究テーマ:出会いと接触の場としての黒海北部
予定滞在期間:2009 年6 月1 日~ 2009 年11 月30 日(6 ヵ月)
ヴォルコフ、ヴァジム(Volkov, Vadim)
所属・現職:サンクトペテルブルグ欧州大学政治・社会学部教授
研究テーマ:2000 年以降のロシアにおける国家形成
予定滞在期間:2009 年12 月1 日~ 2010 年3 月31 日(4 ヵ月)
[荒井]