スラブ研究センターニュース 季刊 2005年 夏号 No.102 index
7月7日・8日に、スラブ研究センター夏期国際シンポジウム「中央ユーラシアの地域的・超域的ダイナミズム:帝国、イスラーム、政治」が、センター大会議 室で開かれました。このシンポジウムは、21世紀COEプログラム「スラブ・ユーラシア学の構築」(代表:家田修)主催のもと、科学研究費補助金基盤研究 C「中央ユーラシアの近代化における知識人の役割の比較研究」(代表:宇山智彦)の支援を受けて、企画されました。
セッション2のようす
|
近年のセンターのシンポジウムには、ほぼ毎回のように中央ユーラシアに関する報告が含まれていますが、中央ユーラシアを共通テーマとしてシンポジウムを開 いたのは、今回が初めてです。企画の趣旨は、ロシアとその外側、ムスリム世界と非ムスリム世界にまたがるフロンティア領域であると同時に、個々の地域が顕 著な個性を持つ中央ユーラシアで、国・地域単位の動きと、それらを越える動きがどう相関しているかを検討することにありました。その意味で、21世紀 COEが掲げる「中域圏」論を含む地域論と密接な関係にありますが、抽象的な議論よりは、ロシア帝国論、近代知識人論、ソ連民族政策史論、ポスト社会主義 政治体制論やイスラーム復興、国境などに関わる具体的な事象の検討を通して、地域像を考える手法を取りました。
手狭になった大会議室
|
報告者は15人で、うちカザフスタン、米国、ロシアから各2名、ウズベキスタン、アルメニア、グルジアから各1名、日本人6名でした。8人(日本人5、外 国人3)の討論者からは、それぞれ本質を突いたコメントをいただきました。フロアからの質問も極めて活発でした。日本で外国語で開く会議では、往々にして 外国人の発言が中心になりがちですが、今回は日本人の若手研究者・院生たちがフロアからの発言者の中心で、日本の中央ユーラシア研究者層の成長ぶりを印象 づけました。
初日には英露同時通訳が入り、前日のロシア極東セミナーと共に、大会議室に装備されたばかりの同時通訳ブースのお披露目となりました。
参加者総数は約115人で平年並みでしたが、どのセッションにも熱心に参加してくださる方が多く入れ替わりが少なかったため、一度に会場にいる人数は、大 会議室で開くシンポジウムとしては恐らく空前の規模となりました。机の配置を大幅に変えて対応しましたが、参加者の皆様には窮屈な環境でご迷惑をおかけし ました。しかし、中央ユーラシアに関する専門的なテーマでこれだけ多くの方を聴衆として集められるということは、私たちにとって確かな手応えとなりまし た。
国際シンポジウムの翌日7月9日に、地域研究コンソーシアム・シンポジウム「新しい地域研究の方法を求めて:地域の形成と変容のメカニズム」が開か れました。主催者は地域研究コンソーシアム、国立民族学博物館地域研究企画交流センター、北海道大学スラブ研究センター、京都大学東南アジア研究所、21 世紀COEプログラム「現代アジア学の創生」、同「スラブ・ユーラシア学の構築」です。会場は北海道大学学術交流会館で、約85名が参加しました。
第1セッションのようす
|
セッ ションのタイトルと報告者は以下の通りです(敬称略)。
第1セッションは2つのCOEプログラム合同で、また第2・第3セッションは地域研究コンソーシアムのアンブレラ・プログラム(公募研究)「グロー バル化時代の新地域形成」の中の2グループが中心となって企画したものです。コンソーシアムでは、これまでにも年次集会に合わせた総合的なシンポジウム や、個々の研究会が主催するシンポジウムを開いてきましたが、専門的な研究発表を集めたシンポジウムを全体行事として開くのは初めての試みでした。異なる 地域を専門とする研究者の発表を聞く機会として、互いに刺激になったものと思います。ただ、公募研究に基づいており統一的なプランがなかったこと、グルー プ間の事前の意志疎通が困難だったこと、50周年行事の関係で時間が制約され総合討論を設けられなかったことから、まとまりを欠く印象があったことも否め ません。こうした点も含め、コンソーシアムおよび参加機関の今後の活動を考えるうえで教訓と意義のある催しだったと思います。
5月16日にセンターにおいて日韓共同セミナー"Russian Studies Dialogue: A Korea-Japan Perspective"が開催されました。これは、ソウル大学の研究者を中心として組織されている移行期ロシアの研究プロジェクトチームの代表を務める ハー・ヨンチョル氏からの提案で開いたものです。昨年は、同チーム主催の国際会議がソウルで開催され、センターからは岩下、田畑の両研究員が参加しまし た。今年は、21世紀COEプログラムの支援を受けて、札幌で開催されました。
セミナーのようす
|
セミナーのプログラムは次のとおりでした。
この後、第3セッションとして、日韓両国におけるロシア研究とスラブ・ユーラシア研究の現状や問題点を述べ合うラウンドテーブルが、ハー・ヨンチョル氏と 家田研究員を共同司会者としておこなわれました。
ここ数年、センターと韓国の研究者との協力関係が深まっており、今回のセミナーもこれをさらに促進するものとなりました。韓国の若手研究者の研究水準は急 速に向上しており、このような協力関係により日本側の得るものは、今後ますます大きくなってゆくと思われます。
センターではこの4月から、下記の143名の方々に共同研究員をお願いすることになりました。(任期:2005年4月1日~2007年3月31日)(敬称 略、五十音順)。
選考の結果、次の5名の方々が本年度のCOE=鈴川基金奨励研究員として選ばれました。
氏 名 |
所 属 |
滞 在 期 間 |
専攻分野・研究テーマ |
ホスト教員 |
---|---|---|---|---|
Baryshev, Eduard |
九州大学
比較社会文化学府博士課程 |
05年9
月5日 ~9月23日 |
日露関係
史、特に第一次世界大戦期 |
原 暉之 |
乾 雅幸 |
関西大学大学院文学研究科博士課程 |
05年7月25日 ~8月5日 |
十月革命と国際主義:在ロシア捕虜
団体を通じたソヴィエト政権によ
る国際主義活動の実態とその評価 |
原 暉之 |
中地 美枝 |
米国シカゴ大学大学院歴史学部博士
課程 |
05年7月4日 ~7月24日 |
第二次世界大戦後のソビエト史
(ジェンダー、人口問題、家族法、生
殖医学) |
原 暉之 |
玄 承洙 |
東京大学大学院総合文化研究科博士
課程 |
05年7月6日 ~7月18日 |
チェチェン紛争とイスラーム |
前田 弘毅 |
八木 君人 |
早稲田大学大学院文学研究科博士課
程 |
05年8月1日 ~8月7日 |
「文学史」という概念史に
おけるトゥイニャーノフの位置 |
望月 哲男 |
2005年度のセンター教員が代表を務める文部省科研費補助金による研究プロジェクトは次の通りです。
今年で20回目を迎えるスラブ研究センター公開講座が、5月9日(月)から5月30日(月)までの毎月曜と金曜に、計7回にわたって以下のプログ ラムで開かれました。
日 程 | 講 義 題 目 | 講 師 | |
第1回 | 5月9日(月) | 日本の外で「固有の領土」論は説得 力を持つのか:欧州戦後史の中で考える | 林忠行 (センター) |
第2回 | 5月13日(金) | 国境と民族:コーカサスの歴史から 考える | 前田弘毅 (センター) |
第3回 | 5月16日(月) | 旧ソ連中央アジアの国境:20世紀 の歴史と現在 | 帯谷知可
(国立民族学博物館地域研究企画交流センター) |
第4回 | 5月20日(金) | カシミールと印パ・中印国境問題 | 吉田修 (広島大学) |
第5回 | 5月23日(月) | 竹島問題と日本の課題 | 下條正男 (拓殖大学) |
第6回 | 5月27日(金) | 中国と日本・ASEAN間の国境問 題:波立つ東シナ海と平穏な南シナ海 | 石井明 (東京大学) |
第7回 | 5月30日(月) | 中ロ国境問題はいかに解決されたの か?:「北方領土」への教訓 | 岩下明裕 (センター) |
テレビ取材と満員の聴衆の前で緊張気味の林忠行教授(第1回) |
今回は20周年という記念すべき節目でもあり、また21世紀COE「スラブ・ユーラシア学の構築」と連携することで、例年より規模を拡大して企画されまし た。時機にかなったテーマを扱ったこともあり、北海道新聞、毎日新聞、朝日新聞などマスコミで大きく取り上げられました。その結果、130名近い方が参加 され、毎回、大いに盛り上がりました。
今回の講座の狙いは、2004年10月にロシアと中国の国境問題が全面解決したのを契機に、解決への気運が高まり始めた日本とロシアの国境問題を従来とは 異なる視点から、考えてみたいというものでした。つまり、日ロ交渉の昨今の動向を念頭におきつつも、あえて日ロ以外の国境問題に焦点を絞り、世界の事例を 学ぶことで「北方領土問題」へ新たな光を当てることを試みました。
中国・インド国境の現状について熱弁をふるう吉田修広島大教授(第4回) |
世界に眼を向ける理由のひとつは、およそ国境問題がその当事国間の歴史のなかで考察されるかぎり、解決策の発見が容易ではないという点です。積み重なった 感情的対立や歴史のわだかまりは、しばしば双方のナショナリズムに火をつけ、国境問題をより複雑にし、解決を難しいものとします。これは昨今の竹島問題 (日本と韓国)、尖閣列島問題(日本と中国)の先鋭化をみてもあきらかといえます。
講座では、ユーラシア及び隣接地域を中心として、その国境問題を広い視野で学び、ヨーロッパ、コーカサス、中央アジア、インド、パキスタン、中国、韓国な ど様々な地域の国境問題を、歴史・民族・国際関係などの重層的な視点で比較・検討しました。そして、講座を通じて、いろいろな地域の内実やその困難さがあ ぶり出され、国境問題解決の成功例や失敗例が真摯に受け止められました。最終回では講義全体をまとめるかたちで、日本とロシアの問題解決にむけての教訓が 提示されました。
講師の顔ぶれも多彩で各地域の国境問題に関して、第一人者を招請しました。とくに中央アジア、南アジア、朝鮮半島、中国に関する4人の地域専門家を広島、 東京、大阪などからお招きし、スラブ研究センターからは3人のスタッフが登壇しました。札幌のみならず網走など全道から参加された聴講者のレベルはきわめ て高く、その質問は講師をたじろがせました。講義終了後は多数の聴講者が、毎回、講師を取り囲み質問攻めにする光景もみられました。初回と最終回にはテレ ビの取材も入り、STVとUHBのニュース番組で大きく取り上げられました。なお、各講義の概要は、北海道総合研究調査会の雑誌『しゃりばり』に近く連載 されます。また講義の記録を再現して、COE関連出版の単行本として出版することも計画されています。
2006年度における長期外国人研究員の審査がおこなわれ、70名近くにおよぶ応募者の中から以下の3人の正候補が決まりました。
氏名 | 所属・現職 | 研究テーマ | 滞在予定期間 |
バッシ
ン、マーク (Bassin, Mark) |
ロンドン
大学(UCL)地理学部リーダー(Reader) |
グミリョ
フの神秘性:ユーラシア主義、エスノナショナリズム、そして近代ロシアにおけるアイデンティティの地政学 |
2006
年7月1日~2007年3月31日 |
ポー
ティ、ラースロー(Póti,László) |
ハンガ
リー国立防衛大学戦略防衛研究センター上級研究員 |
21世紀
初頭におけるロシア=中欧関係 |
2006
年6月1日~2007年3月31日 |
ス、フェ
ンリン (Su, Fenglin) |
中国黒龍
江省社会科学院ロシア(シベリア)研究所・所長 |
17-19
世紀の極東における清露関係 |
2006
年6月15日~2007年3月15日 |
本年1月28日に国立カザニ・エネルギー大学経済学・社会工学研究所(Institute of Economics and Social Technologies, Kazan State Power Engineering University)との間で学術協力の交流協定を締結しました。国立カザニ・エネルギー大学は、以前は工学系の単科大学でしたが、タタルスタン共和国 指導部およびガスプロムの手厚い援助を受けて、総合大学への転換を遂げた成長株の大学です。文科系の研究・教育を充実させる先頭に立っているのが、経済 学・社会工学研究所です。
同研究所とセンターの間では、1999年に松里研究員が訪問してから協力関係が構築されました。その後、ヴォルガ中流域の民族共和国のエリートと政治体 制、ヴォルガ・ウラル地方のイスラームなどに関する共同研究をおこない、2004年には同研究所ムハリャーモフ所長をCOE外国人研究員として招聘するな ど、協力が緊密化しました。そこで、この関係をさらに発展させることを目的として、今回の協定を締結するに至りました。この協定により、タタルスタン共和 国だけでなく、ヴォルガ地方全体の調査に対しても同研究所からの支援が期待できると考えています。
2月から6月にかけて6つの専任研究員セミナーが開催されました。
月日 |
発表者 |
報告 |
外部コメンテーター |
2 月17日 | 望 月哲男 | ロシア 文学におけるイエズス会のイメージ:カラマーゾフ的決疑論とその背景 | 杉浦秀一 |
2 月23日 | 前 田弘毅 | シャー・アッバース期 gholaman-e khasse-ye sharife集団のメンバーシップと結合原 | 太田敬子 |
3 月7日 | 田 畑伸一郎 | Pension Reforms in Russia | 西村可明 |
4 月4日 | 林 忠行 | 東中欧諸国 と米国の単独行動主義:イラク戦争への対応を事例に | 中村研一 |
5 月6日 | 宇 山智彦 | 「個別主義の帝国」ロシアの中央アジア政策: 宗教政策と兵役問題を中心に | 西山克典 |
6 月10日 | 原 暉之 | アムール 州イヴァノフカ村の「過激派大討伐」(一九一九年) | 井竿富雄 |
望月論文は、ロシアおよびロシア文学におけるイエズス会のイメージの歴史をたどるとともに、ドストエフスキーの「カラマーゾフ兄 弟」におけるこのテーマの 意味と特異性を再検討しようとするものです。
前田論文は、サファヴィー朝イランのシャー・アッバース期に台頭した統治エリートgholaman-e khasse-ye sharife集団を、従来の「奴隷軍人」論による説明とは異なる視角からその実態をとらえようとしたものです。
田畑論文は、一橋大学経済研究所の特定領域研究「世代間の利害調整」の一成果として書かれた大津定美氏との共著論文で、2002
年に始められたロシアにお
ける年金改革のスキームを政治経済学的視角および人口論と財政の観点から分析したものです。
林論文は米国の単独行動主義に対するヴィシェグラード4ヵ国の対応をイラク戦争を素材にして検討し、特に、国内政治ないし政党政治の視点から各国の行動を
説明しようと試みたものです。
宇山論文は、帝政ロシア期の中央アジアにおいて、ロシア正教布教や兵役導入が本格的にはおこなわれなかったのは何故かという問題
に焦点をあて、そのことを
通じて、ロシア帝国の統治政策における「個別主義」などの特徴を論じようとしたものです。
原論文は、日本軍シベリア出兵の中でおこなわれたイヴァノフカ村民虐殺事件を頂点とするアムール州「過激派大討伐」の問題を、ロシア側未公刊資料などを用
いて詳しく検討しようとしたものです。
ニュース101号以降の北海道スラブ研究会、センターセミナー、及びSES-COEセミナーの活動は以下の通りです。
4月28日 | ||
■ | 前田弘毅(センター) |
|
|
「グルジアの20年・400年」(北海道スラブ研究会
総会)(記事参照)) |
|
5月16日 | SES-COE日韓共同セミナー |
|
"Russian Studies
Dialogue: A Korea-Japan Perspective" (記事参照) |
||
5月19日 | ||
■ | D.コラス(パリ政治学院、フランス) | |
"Civil Society' in Communist and Post-Communist Europe" (センターセミナー) | ||
6月10日 | ||
■ | 杉田茂樹(北大図書館) | |
「学術リポジトリ実験版について」(昼食懇談会) | ||
6月11日 | 第10回「ロシアの中のアジア/アジアの中のロシア」研究会 |
|
■ |
上田貴子(近畿大) | |
「東北アジアにおける華僑:極東ロシアに向かった人々
を中心に」 |
||
■ |
石川亮太(佐賀大) |
|
「20世紀初頭の朝鮮・満洲におけるルーブル紙幣流
通」 |
||
■ |
荒井幸康(センター) |
|
「満州国軍人だったブリヤート人:ウルジン・ガルマエ
フについて」(SES-COEセミナー) |
||
6月25 日 | 科研「ユダヤ人アイデンティ」研究グループ・北大スラブ研究センター21世紀COEプログラ
ム・ポスト共産主義時代のロシア東欧文化研究会共催研究会 「近現代世界におけるユダヤ人:民族的アイデンティティと国家のはざまで」 |
|
■ | 福田宏(センター) |
|
|
「チェコにおける筋骨逞しきユダヤ人」 |
|
■ |
羽田功(慶応大) | |
「エクレシア・シナゴーグ・ゲルマーニア」 | ||
■ | 手島勲矢(大阪産業大) | |
「19世紀東欧のユダヤ学:ナフマン・クロフマルから
イェヘズケル・カウフマンまで」 |
||
■ | 臼杵陽(民族学博物館) | |
「アラブ諸国からのユダヤ人移民:イエメン、イラク、
エジプト、モロッコの事例の比較の観点から」 |
||
■ | 沼野充義(東京大) | |
「ソルジェニーツィンとユダヤ人問題」 |
||
■ | 鴻野わか菜(千葉大館) | |
「ロシア系ユダヤ人アーティスト 1960-
2005」 |
||
■ | 野村真理(金沢大) | |
「リトアニアにおけるホロコーストの記憶」 |
||
■ | R.パルバース(作家・東京工業大) | |
「ユダヤの語り部アイザック・シンガー」 |
||
7月1 日 | 第6回東欧中域圏研究会 |
|
■ |
橋本聡(北大国際広報メディア研) | |
「EU/CoE の言語政策と中東欧諸国」(SES-COEセミナー) | ||
7月6日 | 特別セミナー「ロシア極東:歴史的パースペクティブのなかで」 |
|
■ | A.トロポフ(ロシア極東国立歴史文書館) | |
「ロシア極東アルヒーフの地域史研究への参画」 |
||
■ | N.トロイツカヤ(同) | |
「ロシア極東アルヒーフ文書における日本と日本人」 |
||
■ | 張宗海(黒龍江省社会科学院歴史研究所、中国) | |
「ロシア極東への中国人移民問題:実態と歴史」
(SES-COEセミナー) |
||
7月10日 | ポスト・シンポジウム・セミナー「ポスト冷戦時代のロシア・中国関係とそのアジア諸地域への影
響」 |
|
■ | 岩下明裕(センター) | |
「現地調査報告『パキスタンと中国、中央アジア』」 |
||
■ | オイドフ・バトバヤル(北大・院)、荒井幸康(センター) | |
「対談会『モンゴルの最新情勢』」 |
||
■ | 加藤美保子(北大・院)(ロシア外交研究会) | |
「ロシア外交における東南アジア」 |
||
7月15日 | 「地域研究と中域圏フォーラム」第6回研究会」 |
|
■ | 原暉之(センター) | |
「ロシア連邦の地理的概観に寄せて」(SES-COE
セミナー) |
||
7月16-17日 | スラブ研究センタープロジェクト合同研究会 |
|
■ | 林忠行(センター) | |
「新プロジェクトの方法と方向:広域比較の可能性をめ
ぐって」 |
||
■ | 立花優(北大・院) | |
「革命なき世代交代:アゼルバイジャンの政局と与
党」」 |
||
■ | T.ダダバエフ(東京大) | |
「社会主義後のウズベキスタンにおける政権支持、社会
内信頼、市民参加の現状と今後」 |
||
■ | D.F.フルマン(ヨーロッパ研、ロシア) | |
"The Post-Soviet
Political Systems" |
||
■ | 上野俊彦(上智大) | |
「プーチン政権下での連邦制の改編」 |
||
■ | 上垣彰(西南学院大) | |
「グローバル・リベラリズムとロシア」 |
||
■ | 服部倫卓(ロシア東欧貿易会) | |
「ロシアの外国投資受入統計と日本の対ロ投資」 |
||
■ | 安木新一郎(大阪市立大・院) | |
「ロシア・ベラルーシ通貨統合について」 |
||
■ | 田畑伸一郎(センター) | |
「ロシアの石油・ガス輸出収入とそのロシア経済成長へ
の影響」 |