2012年8
月3日
スラブ・ユーラシアの今を読む
タタルスタン・ムスリム宗務局指導者殺傷事件:概要と背景
ロシアの中でも平和で先進的なムスリム地域の代表と見られているタタルスタンの首都
カザンで、
2012年7月19日、
モスクやイスラーム教育機関などを統轄する宗務局の指導者2人が相次いで襲撃・殺傷された。
いったい何が起きたのか。
背景にあるのは過激派の浸透なのか、巡礼利権なのか。
事件当時カザンに滞在していた文化人類学者の桜間瑛と、
タタール近現代史・イスラーム研究の専門家である長縄宣博が解説する。
桜間瑛「カザンの凶弾」
長縄宣博「7月19日のカザンにおけるテロの背景に関する一考察」
カザン・クレムリン内のクル・シャリーフ・モスク
(桜間瑛撮影)
[研究員の
仕事の前線 indexページに戻る]
|