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講座 スラブ・ユーラシア学 第1巻 開かれた地域研究へ―中域圏と地球化



編者: 家田修

2008 年 1月
講談社(出 版 社のページへ)
ISBN 978-4-06-214456-8
定価(税込):2,100円/278 頁

目   次


序文 スラブ・ユーラシア学とは何か

第一部 中域圏とは何か
第一章
中域圏――地球化時代の新しい地域研究
家田修
27

第二章
空間の科学――政治研究のツールとしての中域圏概念
松里公孝
64

第二部 地域はどう自らを構築するか
第三章
戦略としての地域――世界戦争と東欧認識をめぐって
林忠行
91

第四章
地域概念の構築性――中央ヨーロッパ論の構造
篠原琢
119

第5章
地域研究と言語学――Balkanの用法からバルカンを探る
三谷惠子
142

第六章
歴史の中のコーカサス「中域圏」――革新される自己意識と閉ざされる自己意識
前田弘毅
169

第三部 地球化とどう向き合うか
第七章
ユーラシアとアジアの様々な三角形――国境政治学試論
岩下明裕
197

第八章
 地球化と地域経済統合――CISを中心として
田畑伸一郎
221

第九章
スラブ・ユーラシアにおける農業問題と地球化――旧ソ連諸国のWTO加盟問題をめぐって
山村理人
244