スラブ研究 No.47
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世界戦争とネオ・スラヴ主義
―第一次大戦期におけるヴャチェスラフ・イワノフの思想―
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北 見 諭
はじめに
1.ネオ・スラヴ主義
1-1.フランクのブルガーコフ、エルン批判
1-2.トルベツコイの戦争論
1-3.ネオ・スラヴ主義の国民主体の構制―ネオ・スラヴ主義批判―
1-4.ネオ・スラヴ主義とイワノフ
2.スラヴのアイデンティティー
2-1.ディオニュソスとアポロン
2-2.普遍主義イデオロギーの摘発
2-3.特殊性の擁護とソボールノスチ
3.ソボールノスチの特殊と普遍
3-1.諸国民の特殊性
3-2.イワノフとトルベツコイ―メシアニズムとミッショニズム―
3-3.特殊主義の普遍主義への転化
4.イワノフとスラヴ主義―歴史と無意識―
4-1.スラヴ主義と歴史
4-2.保守主義的思考としてのスラヴ主義
4-3.イワノフと歴史
4-4.歴史と無意識
5.世界戦争の形而上学
5-1.二つの全体性
5-2.世界戦争と世界の全体化
5-3.世界戦争と新たな地平への超出
5-4.戦争論のまとめと批判
むすび
注